みどりパル活動報告(日誌2023年5月)
彩湖自然学習センターのスタッフが、講座や季節の話題の情報発信をしています。
講座「植物ウォッチングにでかけよう:初夏」
開催日:2023年5月14日(日曜)
天気:曇
今月前半は週末に雨の日が多くこの講座も心配しましたが、何とか実施できました。初めに講師からテキストに沿って今回の見どころをご説明いただきました。掲載いただいた植物は、1週間前の下見の時撮影いただいたもので今回の観察でも写真そのままの姿を見ることができました。
気になる植物を採集する袋が配られセンターを出発です。
センターから浄化機場に向かうスロープの所では、ヤマグワが赤や黒の実をつけていました。先生から黒い実が熟して食べられると聞き皆さん早速採って味わっていました。
本日講師お勧めは鑑賞池のアカメヤナギです。この時期に花が咲いたあと白い綿毛のある種子が散る姿は、降る雪にもたとえられるそうです。今回は少し時期が過ぎましたが、雪のように白い綿毛が風に飛ばされる姿を見ることができました。池を渡るとヨシがあり参加者のお一人がその葉で船を作り、小さなお子さんに渡してくれました。不思議そうに見ていました。
移動しながらセイタカアワダチソウ、スイカズラ、ハンゲショウなどの説明を伺いました。
バーベキュー広場の横には屋敷林があり大きな木がありますが、その中のサワラとスギの見分け方を教えていただきました。その後は目で見るだけでなく、木の幹に触れるのも大事な観察方法だと教わりました。
10月29日には「植物ウォッチングにでかけよう:秋」もありますので、今回参加いただいた皆様、またこの日誌を見てくださった方ぜひお越しください。
彩湖周辺の野鳥観察1(フィールド編)
開催日:2023年5月20日(土曜)
天気:曇
今年度初めての野鳥観察です。玄関前に集合し貸出用の双眼鏡やご持参の双眼鏡の使い方のレクチャーを受けました。その時、グッドタイミングでセンター5階の庇の所に居住しているムクドリが飛び出しました。
玄関前から数歩の所にピラカンサが花をつけ始めています。秋になると赤い実がたわわになります。野鳥のえさになるとの説明がありました。
スロープを下るとこども自然クラブの会員が取りつけた巣箱があります。今年はシジュウカラが入り子育てを行いました。職員が経過を写真に収めていましたので、講師よりその紹介が写真を見ながらありました。ここからUターンし数分で彩湖に到着です。
埼魂大橋の横に島があり中の島と呼んでいます。この時期はたくさんのサギがやってきて巣を作っています。サギのコロニーです。講師よりサギの解説を受け、その後彩湖のやや上流に写り水面に浮かぶ水鳥を観察して今回の観察会を終了しました。
彩湖周辺の野鳥観察1(カヌー編)
開催日:2023年5月20日(土曜)
天気:曇
フィールド編と並行してカヌー編が行われました。ここでは趣向を変え彩湖の水面から野鳥を観察しようという取り組みです。受付は彩湖畔で行いテントには、フィールド編とは違うカヌーのイラスト入りの表示が出ています。
開講すると講師を務めるスタッフより今回の観察の内容についての説明がありました。また、スコープを使い水面や湖畔にいる野鳥を観察し、双眼鏡の使い方のレクチャーも受けていただきました。
次はカヌーの練習です。講師の戸田ドルフィンカヌースポーツ少年団のみなさんと準備体操の後、カヌーを操るためのパドルの使い方を教わりました。水面での注意事項を聞き、カヌー発進です。
しばらく漕ぐと参加者全員軽快な操船であっという間に対岸につきました。
カヌー編はカヌーの乗船と野鳥の観察の二つを経験するという内容豊富な企画でしたが、参加者の皆さんは両方体験でき大変ご満足されたようです。秋にも行いますのでぜひご参加ください。