[記者発表資料]戸田市待機児童緊急対策アクションプランを策定
戸田市待機児童緊急対策アクションプランを策定
今後3年間で保育の受入枠を1,200人拡大
内容
戸田市では、2016年4月現在の保育所等の待機児童数は106人と、初めて3桁に達したこと等から、同年6月に「待機児童緊急対策室」を設置し、この度、今後3年間のアクションプラン(行動計画)を策定しました。保育所等への申込率の推移は、平成27年度から急増し、2016年4月は前年比4.5パーセント増の34.3パーセントでした。東京都に隣接する本市では今後も申込者が増加していくことを見込み、3年後の申込率を43パーセントと試算し、約1,200人分の受入枠拡大と保育人材の緊急確保策を実施します。なお、同プランでは3つの方針を掲げた上で、平成29年4月は約240人の受入枠を拡大し、認可保育所等4か所の開設を予定しています。従来の受入枠拡大は毎年180人程度(過去5年間平均)でしたが、平成30年4月は550人、平成31年4月には385人の拡大を図り、これまでにない規模とスピードで保育所等の整備を進めていく予定です。また、保育事業者に対する市単独の補助金として、整備費や運営費の助成のほか、保育所並みの預かり保育を実施する幼稚園への運営費の助成も新設する予定です。さらに、保育人材確保策として、就職支援給付金(新規採用の常勤保育士に対する就職準備等の費用として最大で30万円の給付)のほか、宿舎借上支援(新規採用の常勤保育士に対する住居の借上げを行った事業者への助成)の新設も予定しています。
問い合わせ
待機児童緊急対策室 電話048-441-1800(内線677)