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二酸化炭素消火設備に係る放出事故防止について

掲載日:2021年4月20日更新

二酸化炭素消火設備の放出事故が多発しています

2021年(令和3年)4月15日東京都新宿区において、二酸化炭素を消火剤とする不活性ガス消火設備から何らかの理由で二酸化炭素が放出され、死者4名、負傷者2名を出す事故が発生しました。また、2020年(令和2年)12月には愛知県名古屋市で、2021年(令和3年)1月の東京都港区においても同様の事故が発生しております。

二酸化炭素消火設備について

二酸化炭素消火設備は、二酸化炭素を放出し酸素濃度を低下させ消火する消火設備です。消火に必要な濃度となる二酸化炭素は人体に影響を与え、場合によっては生命に危険が生じるおそれがあります。二酸化炭素消火設備が起動する前には、必ず20秒程度の非常警報音または非常音声が流れますので、これらが聞こえた場合には速やかに外気が流通する場所へ避難してください。

所有者及び管理者、工事関係者への注意喚起について

上記の事故については、いずれも点検や内装工事に伴い発生してしまった事故です。二酸化炭素消火設備が設置されている建物の点検や内装工事を実施する際は、添付ファイルをご参照していただき、所有者様、管理者様からの工事関係者への情報提供と施工者の適切な施工管理をお願いします。

(基安労発0416第1号)地下駐車場等に使用される二酸化炭素消火設備の点検作業等における労働災害の防止について [PDFファイル/2.31MB]


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