消防協力者に対する感謝状贈呈式を実施
掲載日:2025年1月20日更新
2025年(令和7年)1月20日消防本部庁舎において、消防協力者へ表彰伝達式を実施しました。事案については、2024年(令和6年)12月8日15時頃、戸田橋下流50メートル付近の荒川において、友人2人と遊びに来ていた13歳男子が、護岸から水辺を覗き込んでいたところ、足を滑らせて荒川に落下し、自力で陸地に這い上がることができない状態でありました。戸田橋を歩いて渡っていた市内在住のご夫妻は、荒川に落下した少年を目撃し、ただちに救助に向かいました。護岸に到着した旦那様は、自力で陸地に這い上がることができずにいる少年の腕をつかみ、陸地へ引き上げることに成功しました。この間、奥様は、周囲に助けを求めながら消防機関へ通報しました。少年は救急搬送され、初診時傷病名は低体温、程度は軽症でしたが、ご夫妻が駆けつけなければ自力で陸地に這い上がることができず、水につかり続けることにより低体温症が進行した可能性があります。本事案は、人命救助に多大な貢献をしたものとして、その功労を称え消防長から感謝状が贈呈されました。