市指定文化財(秋元家文書)
掲載日:2014年8月28日更新
秋元家文書
有形文化財(古文書)1982年(昭和57年)7月1日指定
秋元家は、旧美女木村において江戸時代後期1839年(天保10年)より名主を務めた家で、明治になってからも戸長を務めていました。
同家の文書は、名主就任前後のものから明治以降のものまで2092点が保存されていました。これらの文書から天保年間(1830年)に旧美女木村を揺るがした村方騒動(村政に対して農民たちが不満をもち、村内で騒ぎ立てること)の顛末や、明治時代に近隣の村々の名主たちが集まり設立した「蕨宿物産会社」のことなどがわかります。
秋元家文書は現在、戸田市立郷土博物館に寄贈されています。
所在地
戸田市立郷土博物館(戸田市大字新曽1707)
関係文献
戸田市教育委員会1988『戸田市の指定文化財』