ふるさと戸田「戸田収穫祭」 2016年12月号
掲載日:2016年12月1日更新
農業祭での品評会(1974年12月1日号広報)
[戸田市立郷土博物館蔵]
戸田収穫祭の歩み
埼京線の開通以降、人口が増え続けている戸田市は市制施行当時、まだまだ農地が広がっていました。この時代の広報紙には「農薬の空中散布にご注意」といった記事が掲載され、当時はヘリコプターで農薬を撒く程の場所があり、農業が盛んだったことを教えてくれます。
先月市役所駐車場で開催された「戸田収穫祭」にも歴史があります。1951年(昭和26年)に始まった「文化産業展示会」、1964年からの「農産物展示即売会」、1966年の市制施行の年から続いた「農業祭」、2008年からは農作物の品評会がなくなり「とだ農の秋祭り」に、そして、2011年から現在の名称となりました。のどかな農村地帯から都市化した現在の戸田市まで、その時々の戸田市の姿を広報紙の記事が伝えてくれます。