皆さんの日頃のちょっとした防犯意識が、犯罪防止につながります。一人ひとりが防犯意識を持って、自分や大切な人を守りましょう。
市の犯罪発生状況をチェック!
市内の刑法犯認知件数の推移(2014年~2024年)
刑法犯認知件数 | 犯罪発生率順位 | |
---|---|---|
2014年 | 1986件 | 3位 |
2015年 | 1599件 | 6位 |
2016年 | 1510件 | 9位 |
2017年 | 1357件 | 11位 |
2018年 | 1201件 | 17位 |
2019年 | 1269件 | 7位 |
2020年 | 967件 | 11位 |
2021年 | 864件 | 13位 |
2022年 | 1006件 | 8位 |
2023年 過去最高位を達成 |
1051件 | 19位 |
2024年 | 1034件 | 19位 |
市内の刑法犯認知件数の過去最多は2003年の4,610件でしたが、市民の皆さんの自主防犯活動や対策により、減少傾向が続きました。感染症流行による自粛生活が緩和されて以降、令和2022、2023年と2年連続で件数が増加していましたが、2024年は1,034件(前年比17件減)と3年ぶりに減少に転じました。日頃の防犯意識を大切にし、引き続き対策を行いましょう。
(注釈)犯罪発生率:人口1,000人あたりの刑法犯認知件数。順位が高いほど、治安が悪いということを意味します
市内で最も多発する犯罪は自転車盗です!
2024年、市では303件の自転車盗が発生しました。自転車盗は市内で発生する事件の約3割を占めています。
こんな場所に注意!
- 集合住宅駐輪場、自宅敷地内
- コンビニやスーパーなどの商業施設駐輪場
- 駅付近の駐輪場
盗まれた自転車の約6割が無施錠でした。自宅の駐輪場や敷地内である場合や、コンビニでの買い物など短時間の駐輪であっても必ず施錠しましょう。
また、チェーン錠などを活用し、2種類の鍵をかけるツーロックで対策を強化しましょう。
市内では、スーパーなどの駐輪場で駐輪中の自転車の前かごなどから荷物が盗まれる被害も発生しています。荷物を置いたまま自転車から離れないようにしましょう。
被害が増えています!こんな犯罪に注意!
(1)闇バイト
「闇バイト」に関連する住宅強盗などの凶悪事件が社会問題となっています。闇バイトは犯罪です。正しい知識を身に付け、闇バイトに応募しない・させないようにしましょう。
注意!闇バイトの特徴
- X(旧Twitter)などのSNSで「高額」「即日即金」「ホワイト案件」など楽に稼げることを強調する
- 「シグナル」「テレグラム」などの匿名性の高い通信アプリをインストールするように誘導する
- 自動車運転免許証の画像を送信させるなど、個人情報を送るように執拗に迫る
闇バイトは、一度応募してしまうと個人情報をもとに脅迫され、抜け出すことができません。応募してしまった場合、すぐに警察などへ相談しましょう。
(2)特殊詐欺
2024年、市では16件(暫定値)の特殊詐欺が発生しました。前年に比べ2件増加し、被害総額も大幅に上昇しています。また県全体でも、発生件数、被害総額ともに大幅に増加しており、危機的な状況が続いています。
これで対策!
- 常時、電話を留守番電話設定にする
- 警告アナウンス付き自動録音装置や防犯機能付き電話を活用する
- 知らない番号、海外からの電話には出ない
- 訪問者がいてもインターフォンで相手を確認し、すぐに扉を開けない
- 他人に現金やキャッシュカードを渡さない
- 犯人と話さないことが最も有効な対策です!
市の防犯対策を紹介します
青色回転灯搭載車両(青パト)、地域安全ステーションによる防犯活動
青パトは、日中に加え深夜も市内全域のパトロール、犯罪発生場所の警戒、特殊詐欺の注意喚起、下校時間帯の学校警戒などの防犯活動を行っています。
地域安全ステーションは、市内に2カ所、各3人の勤務員を配置しています。住民からの相談や周辺パトロール、町会などの自主防犯活動の支援、犯罪情報などの発信、防犯講話などを行っています。
見守り防犯カメラ
市内の小学校通学路を中心に約400台の防犯カメラを設置しています。設置台数は県内トップクラスであり、24時間365日、市民の安全安心な暮らしを見守っています。
- 犯罪抑止効果につながるほか、事件事故の早期解決に貢献しています
防犯情報などの情報発信
市ホームページでは、市内犯罪発生状況や自転車盗の発生分析などの資料を掲載し、LINEやいいとだメールでは、特殊詐欺の発生状況や不審者・防犯対策情報などを随時配信しています。