冬に増える感染症の一つに、ノロウイルス感染症があります。
主な症状として、下痢や吐き気、おう吐、腹痛、発熱などがあり、強烈なおう吐や吐き気が突然起きるのが特徴です。治療は対症療法の補液に限られています。
潜伏期間は平均24~48時間で、通常1~3日で症状は治まりますが、高齢者の中には下痢が続き重症化する方もいます。
家庭などでできるノロウイルス対策として、3つのポイントを徹底しましょう!
- 「手洗い」をしっかりと!
特に食事前やトイレの後、調理前後は石けんでよく洗い、流水で十分に流しましょう。 - 「人からの感染」を防ぐ!
家庭内や集団で生活している施設でノロウイルスに感染した場合、感染者の便や吐物からの二次感染や飛沫感染を予防する必要があります。 - 「食品からの感染」を防ぐ!
加熱して食べる食材は中心部までしっかりと火を通し、調理器具や調理台を消毒して、いつも清潔に保ちましょう。