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広報戸田市 2024年3月号

第9回 何気ないそのアイデア、補助金で実現できるかも?

この間、友だちが子どもの制服をリユースするボランティアを始めたって、すてきな話を聞いちゃった。立ちあげにあたって市の「共創のまちづくり補助金」っていう、市内のボランティア活動団体への補助金制度を利用したんだって。私もボランティアに興味あるけど、ハードル高そうだなあ…。でも市が相談に乗ってくれて、資金援助や活動のサポートもしてくれるなら実現しやすいかも。我が家でも何かできそうね。うちの子たちの服やおもちゃを集めて何かできないかな。リユース活動だけじゃなくて、ワークショップや子どもの食育、外国人市民の支援とか、アイデア次第でいろんな活動ができそう。自分たちが住むまちを、自分たちでよりよくできるって、ステキ!

今回の注目事業 共創のまちづくり補助金

市民と行政が手を組み、地域をよりよくしていくための補助金です。金額や補助年数に応じて複数のコースがあり、設立後1年以内の団体をサポートする「スタートアップ運営補助コース」やSDGsの理念に基づく事業を応援するコースなどさまざまなコースを用意しています。詳しくは、「市民活動団体の皆さんの「アイデア」を「形」にする補助金をご存じですか?」をご覧ください。補助金を検討する場合、まずはボランティア・市民活動支援センター(TOMATO)にご相談ください。

補助金を活用した団体より

にじいろばとん 代表 石上 明子(いしがみ あきこ)さん

子どもの学校のPTAで出会ったママ友たちの間で「中学校の制服を、卒業した後にほかの家庭で安価に再利用できる仕組みがあれば助かるだろうね」と、最初は何気なく話していただけでした。当初からはっきりした事業内容を考えていたわけではありませんが、市役所やTOMATOで相談してアドバイスを受けつつ、団体として形になっていきました。「共創のまちづくり補助金」も市役所で教えていただいたことがきっかけで、「スタートアップ運営補助」コースの申請をしました。制服のクリーニングや保管のためにはある程度のお金がかかります。この補助金制度やアドバイスのおかげで、ママ友の会話の中から生まれたアイデアが実現しました。