2024 迎春
戸田市長 菅原 文仁(すがわら ふみひと)
明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
昨年は、長期にわたり猛威を振るっておりました新型コロナの感染症法上の位置付けが「5類」に移行しました。これによりさまざまな制限が解除され、待ち望んでいた旅行を楽しんだ方や、大切な方との久しぶりの再会を果たした方も多いのではないでしょうか。 戸田市では、夏の風物詩である戸田橋花火大会を4年ぶりに開催することができました。会場には、新型コロナの影響で成人式が開催できなかった世代の皆様などを招待し、大切な友人との再会の場を提供させていただきました。観客の皆様と夜空に咲く大輪の花火を見上げることができ、戸田ならではの風景がようやく戻ってきたことを大変嬉しく感じております。
一方、昨今の物価高騰による市民への負担を軽減するため、幼稚園や保育園、市内小中学校の給食費の半年間の無償化をはじめ、あらゆる世代への緊急支援を実施してきましたが、この物価高騰の先行きは未だ見通せない状況です。そこで、市民生活を守る取り組みを継続するため、市民や市内事業者を支援するプレミアム付電子商品券を昨年に引き続き販売するとともに、保育士不足に対応する「とだ保育士応援手当」を新設いたします。
また、昨年は、戸田市の教育やDXに関する先進的な取り組みに関して、内閣総理大臣をはじめとした、国からの視察を多数いただき、全国的に注目していただける機会が多くありました。このような分野をさらに強化しつつ、市の3大プロジェクト「子ども応援」「100年健康」「防災」に関する事業を、着実に実行に移し、市民の皆様にその効果を実感していただけるよう取り組んでまいります。
結びに、皆様にとりまして、実り多き年となりますよう、心から祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。
戸田市議会議長 竹内 正明(たけうち まさあき)
明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、晴れやかな新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年は、新型コロナの感染症法上の分類が5類に移行し、皆様と直接お会いする機会やこれまで控えていた戸田橋花火大会をはじめとする各種催しの開催が増え、コロナ禍以前の日常に戻ったことを実感しております。
さて、本市議会では、昨年3月定例会から服装の自由化を試行し、去る12月定例会から本格実施いたしました。これにより、多様性や男女平等の尊重への意識変革や、市民にとって親しみやすく議会が生活に直結していると感じられることを目指してまいります。
また現在、議会における「服装の自由化」や「SNSの発信」に取り組んでいることからこの2つを議題に、昨年度に引き続き市内の中学生を対象とした「とだみらい会議」を開催いたしました。固定概念を持たない中学生からのご意見を受け、逆に私たちが教えられた思いがいたしました。また、堂々と自身の意見を述べる姿はとても頼もしく感じられました。
さらに、市が実施している「中学生社会体験チャレンジ事業」を今回初めて受け入れ、議会だよりに使用する議場での写真撮影や傍聴者の受付、また、議会広報委員会ではSNSによる情報発信についての発言などさまざまな体験をしていただきました。学校では得られない経験により、豊かな感性や社会性などを育む一助になれたらうれしく思うところです。
本年も、さまざまな地域課題の解決に向け、しっかりと対話を重ねるとともに、公正で開かれた議会運営を推進し、皆様の声を市政に的確に反映させてまいる所存です。
結びに、皆様にとって、輝かしく希望に満ちた一年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。