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広報戸田市 2023年12月号

戸田市の財政事情(1)2022年度決算の状況、一般会計、特別会計

2023年9月30日現在

市では、年2回、財政状況の公表を行っています。今回は、2022年度決算および2023年度上半期の状況についてお知らせします。

2022年度決算の状況

限られた財源を各事業に有効に配分し、経費全般について削減を図りながら、計画的・効率的な予算執行に努めました。

一般会計(地方公共団体の基本的・全体的な経費を経理する会計のこと)

予算額 640億3,084万円
歳入(収入済額) 637億1,780万4,779円(前年度比0.7パーセント減) 収入率(収入済額÷予算額) 99.5パーセント
歳出(支出済額) 591億7,443万7,423円(前年度比 1.4パーセント減) 執行率(支出済額÷予算額) 92.4パーセント

市民一人当たりに換算すると…

2022年度一般会計決算額を市民一人当たりに換算した場合、次のようになります。

2023年4月1日現在 人口 14万1,927人(昨年度14万1,206人)
市民一人当たりの公共サービスにかかるお金 41万6,936円(昨年度42万5,058円)
市民一人当たりの負担(市税) 21万1,740円(昨年度20万4,889円)
市民一人当たりの借金の残額 4万9,855円(昨年度16万2,341円)

(注釈)市民一人当たりの歳出額は、2022年度の決算額を、2023年4月1日現在人口14万1,927人で割った金額です。

(注釈)負担したお金(市税)と市からの公共サービスとの差額については、国・県からの支出金収入やボートレース事業収益配分金などの税以外の収入が充てられています

歳入

市税 47.2パーセント 300億5,160万4千円
国庫支出金 21.3パーセント 135億9,432万7千円
繰越金 6.5パーセント 41億4,524万1千円
地方消費税交付金 5.4パーセント 34億5,256万2千円
県支出金 5.3パーセント 33億9,029万円
その他の歳入 4.2パーセント 26億3,409万6千円
繰入金 3.9パーセント 25億44万3千円
諸収入 3.1パーセント 19億7,824万1千円
市債 3.1パーセント 19億7,100万円

歳出

民生費 44.8パーセント 264億7,380万8千円
教育費 15.4パーセント 91億638万9千円
総務費 9.2パーセント 54億5,435万2千円
衛生費 8.1パーセント 48億41万6千円
土木費 7.2パーセント 42億5,868万4千円
公債費 5.3パーセント 31億3,295万9千円
諸支出金 5.3パーセント 31億6,073万9千円
消防費 2.5パーセント 14億5,729万5千円
その他の歳出 2.2パーセント 13億2,979万5千円

各歳出の内訳

民生費
生活保護扶助費 46億5,010万円
高齢者福祉事業など 24億3,859万7千円
民間保育所事業 45億8,435万4千円
私立幼稚園助成事業 5億4,308万9千円
こども医療費支給事業 6億7,014万9千円
総務費
コミュニティバス運行事業 1億3,088万7千円
防犯対策事業 9,471万8千円
土木費
道路・橋りょう整備事業 5億6,266万円
河川整備 4億6,052万円
公園整備・緑化対策 5億9,625万2千円
教育費
小・中学校費 58億2,645万1千円
学校給食事業 14億3,030万9千円
衛生費
ごみ・し尿処理事業 15億7,990万8千円

特別会計

(国民健康保険や市民医療センターなど特定の事業のための経費を、一般会計とは別に経理する会計のこと)

会計 予算現額 収入済額 支出済額
国民健康保険 110億7,831万6千円 109億4,034万2千円 106億2,945万5千円
市民医療センター 7億2,865万4千円 7億4,715万円 6億4,829万3千円
交通災害共済事業 789万4千円 696万2千円 550万5千円
海外留学奨学事業 1,441万7千円 367万7千円 353万9千円
火災共済事業 382万2千円 219万6千円 132万7千円
新曽第一土地区画整理事業 25億6,340万7千円 25億6,001万4千円 24億1,506万円
介護保険 81億2,833万5千円 81億5,156万4千円 76億9,919万6千円
新曽第二土地区画整理事業 5億5,539万8千円 5億4,645万7千円 3億4,859万4千円
後期高齢者医療 14億3,168万円 13億3,988万円 13億3,163万7千円
在宅介護支援事業 1億1,288万円 1億1,677万7千円 1億103万6千円
合計 246億2,480万3千円 244億1,501万9千円 231億8,364万2千円

(注釈)収入額には一般会計からの繰入金も含まれています

(注釈)各区分の金額は千円 未満で四捨五入しているため、合計とは一致しない場合があります

財政指標

2022年度決算において算出した財政指標は、実質赤字比率、連結実質赤字比率は黒字、実質公債費比率、将来負担比率は基準値を下回っており、いずれも「健全段階」にあります。

4つの財政指標 戸田市の財政指標 早期健全化基準
(戸田市)
実質赤字比率 普通会計に相当する一般会計および特別会計の赤字の程度を示し、資金繰りの深刻度を示す比率 ―(黒字) 11.74パーセント
連結実質赤字比率 水道事業など、市の全ての会計の資金繰りの深刻度を示す比率 ―(黒字) 16.74パーセント
実質公債費比率 一般会計などが負担する借入金返済額を指標化したもの。この比率が高いと各年度の財政運営が厳しくなる 8.3パーセント 25.0パーセント
将来負担比率 市の借入金など、財政負担の残高を指標化したもの。この比率が高いほど、将来的な財政負担が高くなる 19.8パーセント 350.0パーセント

2022年度に行われた主な事業

河川課 さくら川整備事業 2億6,295万3千円

浸水被害の軽減を図るため、さくら川の護岸整備工事を実施しました。また、さくら川に架かる19の橋梁について、河川断面への影響を検討したほか、工事に伴う設計業務や近接家屋などの地盤変動影響調査を実施しました。

教育総務課 小学校の増改築・改修工事 41億5,541万2千円

校舎の老朽化や児童数増加による教室不足に対応するため、戸田第一小学校と新曽小学校の増改築工事を実施しているほか、市内3つの小学校の外壁や設備の改修工事を行いました。

デジタル戦略室 庁内収納キャッシュレス化業務 771万3千円

市役所窓口での証明書交付手数料の支払いにおける、キャッシュレス決済に対応したレジスターや小型端末機を導入しました。この導入は、窓口の利便性向上につながり、接触機会の低減による感染症対策にも役立ちました。

警防課 消防車両の整備事業 2,263万円

消防車両更新計画に基づき、予防査察車の更新を行いました。また、15メートル級はしご付き消防自動車のオーバーホール修繕を実施し、市民の暮らしを守るため消防体制を強化しました。


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