市内での家庭ごみの総量は減少傾向にありますが、「ペットボトル」や「プラマーク容器包装」は増加傾向にあります。 このようなプラスチック素材のごみが増えることで、さまざまな環境問題が発生するリスクも増えてしまいます。
ごみの量を減らすために、私たちにできることを考えてみましょう。
プラスチックごみの現状
市内での2022年度(2022年度)の家庭ごみの総量は約26,165トンであり、ごみの量自体は減少傾向ですが、「ペットボトル」と「プラマーク容器包装」は増加傾向です。また、「もやすごみ」にも、プラマークのないプラスチック製品(いわゆる製品プラスチック)が含まれています。これらは化石燃料由来の素材を使用しており、一般的に「プラごみ」と言われるものです。
2014年 | 2018年 | 2022年 | |
---|---|---|---|
総量 | 26,849.24トン | 26,469.95トン | 26,164.87トン |
もやすごみ | 20,619.14トン | 20,478.86トン | 20,256.70トン |
ペットボトル | 541.71トン | 596.63トン | 721.83トン |
プラマーク容器包装 | 1,136.74トン | 1,181.67トン | 1,176.35トン |
プラごみを削減して環境保護へ
近年、ポイ捨てされたプラごみが雨風により河川に入り、海洋に到達して「マイクロプラスチック化」し、海洋内に溶け込むかのように浮遊しています。2050年には、海洋中のプラごみの量が魚の量を上回るとの試算もあります。プラごみを海洋生物が誤飲してその生命が脅かされることや、その生物を人間が食べてしまうことが、大きな問題となっています。また、プラごみを燃焼することで温室効果ガスである二酸化炭素が発生し、地球温暖化につながっていくリスクもあります。
これらを防ぐために、私たちにできることを考えてみましょう。
どんなことができるでしょうか
- マイバッグを持参し、レジ袋をもらわないようにする。
- 詰め替え用ボトルなど繰り返し使えるものを選ぶ。
- マイボトルを持参し、プラスチックのカップやペットボトルの利用を減らす。
- 製品プラスチックは長く大事に使う。
アイデア求む!プラごみ削減アイデアコンテスト
プラスチック素材のごみを「発生させない」「しっかり分別して再利用する」「川や海に流さない」ためのアイデアを、市民や事業者の皆さんから募集します。
優秀作品として選ばれたアイデアの提案者には、記念品を進呈したり、提案いただいたアイデアを市の計画に一部掲載したりします。実現性の高いもの、夢のあるもの、以前から取り組んできたもの、家庭でできるもの、事業者や企業ができるものなど、未来を守る自由なアイデアをお待ちしています。
応募期間
2023年11月30日(木曜日)まで
応募テーマ
プラスチックごみの削減につながるアイデア
応募部門
市民部門、こども部門(中学生以下)、事業者部門
表彰
- 環境未来賞(未来に向けて夢のあるアイデア)
- 令和実現賞(すぐにできる現実的なアイデア)
- 温故知新賞(定着した取り組みに今一度スポットを当てたアイデア)
応募方法
氏名、住所、連絡先、学年(学生のみ)、提案内容、応募部門を、環境課に提出
(注釈)様式自由。メール提出の場合(kankyo〇city.toda.saitama.jp(注釈)メール送信時には〇を@に変換してください)まで。模造紙など紙媒体で提出の場合は市役所3階環境課の窓口へ
優秀作品の発表
部門ごとに3作品を選定。12月頃に個別に通知