第35回 私たちが出すごみの行方を探れ！
「はたらく車」が大好きな息子。消防車に始まり、救急車、パトカー、そして今ハマっているのが「ごみ収集車」だ。清掃員さんが投げ込むごみをバクバク食べていく謎の車、との認識らしく、興味津々。ある日、いつものようにごみが飲み込まれていくさまを食い入るように見つめていた息子がポツリとつぶやいた。「このごみたちは、どこへ行くの？」そうだ、よくぞ気付いた、我が息子よ。ごみは出して終わりではないのだ。ごみを安全かつ適切に処理してくれる人たちがいるからこそ、私たちは快適に暮らすことができる。その素朴な疑問と興味、親として見逃してはならないと、早速調べてみたところ、戸田市で出たごみは「蕨戸田衛生センター」へ運ばれるらしい。以前は小学校の社会科見学で訪れる機会があったようだが、今はコロナの影響で少人数での見学に絞っており、家族単位での申し込みも大歓迎とのこと（しかも無料！）。さあ、ごみの行方を知るべく、いざ見学スタート！
今月の注目スポットはここ！
蕨戸田衛生センター
戸田市と蕨市から出る一般家庭ごみを処理する施設です。もやすごみの焼却のほか、もやさないごみや粗大ごみの処分、資源ごみのリサイクル、し尿処理などを行い、“まちのきれい”を守っています。ごみを燃やす際の熱でつくられた電力は、センター内の稼働のほか、市役所や小学校などの公共施設でも使われており、「循環型社会」の実現に向けてさまざまな取り組みを行っています。
住所
戸田市美女木北1-8-1
電話番号
048-421-2801
施設見学
月曜日〜金曜日、要予約
プチお役立ち情報
蕨戸田衛生センターでは、粗大ごみとして搬入された家具を再生工房で修理し、市民の皆さんへ販売しています。入札方式で、300円〜8,000円という格安価格で買い取りが可能！ また、併設のリサイクルフラワーセンターでは、家庭から出た生ごみを花苗と交換できるサービスも人気です。