第33回 戸田の空に、たこたこ、あがれ！
お正月の風物詩といえば、餅つき、書き初め…そして凧揚げ。最近はのびのびと凧揚げができる場所が少なくなったが、彩湖・道満グリーンパークのこの広い空は、凧揚げには打ってつけ。お正月を前に、みどりパルではオリジナル凧づくりのイベントを開催しているらしく、今回親子で参戦してみることに！ 凧づくり名人（!?）からレクチャーをもらうも、これがまた難しい。楽しいお絵描きタイムはあっという間に過ぎ去り、凧の土台となる骨、バランスの要となる足をつくり、そして最後の難関、糸を張るところをなんとかクリアし（もはや大人が夢中）、ようやく完成！ さて、これが果たして飛ぶのか、ドキドキの瞬間。凧揚げには、願い事を乗せて「天まで届ける」という意味もあるとのこと。ここ数年、行事やイベントを我慢する日々が続く中で、それでも笑顔を絶やさずたくましく成長してきた子どもたち、今年はたくさんのことを経験して、素敵ないい年になりますように。さあ、願いよ、天まで届け！
注目したのはこのイベント！
和凧をつくろう
彩湖自然学習センターでは、季節に合わせて自然を活用したさまざまなイベントを行っており、お正月に向けて毎年12月に開催される和凧づくりは開館当初から続く人気のイベント。和紙や竹ひご、ひも、新聞紙だけで、世界に一つだけの立派なオリジナル和凧がつくれます。つくった後は、センター周辺の広い敷地内で凧揚げができるのはもちろん、丈夫なのでお正月以降も何度でも遊べます。澄んだ青空に、凧がぐんぐんと高く舞い上がる爽快感をぜひ体験してみては。
とき
12月中旬
（注釈）その年により異なります
ところ
彩湖自然学習センター（みどりパル）
電話番号
048-422-9991
参加者の声
- 凧づくりは初めてでしたが、2時間はあっという間で、とても面白かったです。次は連凧をつくってみたいです。
- 足の部分や吊り糸のつけ方が難しかったですが、スタッフの方の丁寧な説明とサポートによって無事に完成できました。苦労した分、自分でつくった凧が揚がった時の感動は格別で、子どもたちもとても楽しんでいました。