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広報戸田市 2022年12月号

戸田市の財政事情(1) 2021年度決算、一般会計、特別会計

2022年9月30日現在

市では年2回、財政状況の公表を行っています。今回は、2021年度決算および2022年度上半期の状況についてお知らせします。

2021年度決算の状況

限られた財源を各事業に有効に配分し、経費全般について削減を図りながら、計画的・効率的な予算執行に努め、次のとおりになりました。

一般会計(地方公共団体の基本的・全般的な経費を経理する会計のこと)

予算額 651億6,726万9,117円
歳入(収入済額) 641億6,593万5,360円(前年度比18.3パーセント減) 収入率(収入済額÷予算額) 98.5パーセント
歳出(支出済額) 600億2,069万4,435円(前年度比 19.4パーセント減) 執行率(支出済額÷予算額) 92.1パーセント

市民の負担の状況:一般会計

2021年度一般会計決算額を市民一人当たりに換算した場合、次のようになります。

2022年4月1日現在 人口 141,206人(昨年度140,952人)
市民一人当たりの公共サービスにかかるお金 425,058円(昨年度528,304円)
市民一人当たりの負担(市税) 204,889円(昨年度203,253円)
市民一人当たりの借金の残額 162,341円(昨年度182,343円)

(注釈)市民一人当たりの歳出額は、2021年度の決算額を、2022年4月1日現在人口14万1,206人で割った金額です

(注釈)負担したお金(市税)と市からの公共サービスとの差額については、国・県からの支出金収入や競艇事業収益配分金などの税以外の収入が充てられています

歳入

区分 収入済額 構成比
市税 28,931,599,000円 45.2パーセント
国庫支出金 15,145,574,000円 23.6パーセント
繰越金 4,034,973,000円 6.3パーセント
繰入金 3,547,326,000円 5.5パーセント
県支出金 3,250,371,000円 5.1パーセント
地方消費税交付金 3,243,619,000円 5.1パーセント
諸収入 2,013,510,000円 3.1パーセント
市債 1,284,200,000円 2.0パーセント
その他の歳入 2,714,763,000円 4.1パーセント

歳出

区分 支出済額 構成比
民生費 28,081,111,000円 46.8パーセント
教育費 6,826,695,000円 11.4パーセント
総務費 5,191,495,000円 8.6パーセント
公債費 4,830,652,000円 8.1パーセント
土木費 4,628,299,000円 7.7パーセント
衛生費 4,491,597,000円 7.5パーセント
諸支出金 2,993,035,000円 5.0パーセント
消防費 1,706,114,000円 2.8パーセント
その他の歳出 1,271,696,000円 2.1パーセント

歳出の主な使い道

民生費

  • 生活保護扶助費 4,582,958,000円
  • 高齢者福祉事業など 2,375,837,000円
  • 民間保育所事業 4,432,150,000円
  • 私立幼稚園助成事業 553,066,000円
  • こども医療費支給事業 647,518,000円

総務費

  • コミュニティバス運行事業 118,693,000円
  • 防犯対策事業 171,798,000円

土木費

  • 道路・橋りょう整備事業 575,973,000円
  • 河川整備 421,444,000円
  • 公園整備・緑化対策 598,218,000円

教育費

  • 小・中学校費 3,708,077,000円
  • 学校給食事業 1,318,507,000円

衛生費

  • ごみ・し尿処理事業 1,434,944,000円

特別会計(国民健康保険や市民医療センターなど特定の事業のための経費を、一般会計とは別に経理する会計のこと)

会計 予算現額 収入済額 支出済額
国民健康保険 11,025,815,000円 10,797,746,000円 10,564,355,000円
市民医療センター 870,982,000円 873,999,000円 756,539,000円
交通災害共済事業 7,265,000円 6,533,000円 3,592,000円
海外留学奨学事業 8,751,000円 4,916,000円 4,610,000円
火災共済事業 3,413,000円 1,950,000円 966,000円
新曽第一土地区画整理事業 3,790,702,000円 2,305,599,000円 1,650,337,000円
介護保険 7,674,091,000円 7,632,227,000円 7,146,795,000円
新曽第二土地区画整理事業 754,955,000円 699,413,000円 567,920,000円
後期高齢者医療 1,242,384,000円 1,198,416,000円 1,190,085,000円
在宅介護支援事業 71,733,000円 87,392,000円 61,305,000円
合計 25,450,091,000円 23,608,191,000円 21,946,504,000円

(注釈)収入額には一般会計からの繰入金も含まれています

財政指標

2021年度決算において算出した財政指標は、(1)、(2)は黒字、(3)、(4)は基準値を下回っており、いずれも「健全段階」にあります。

4つの財政指標 戸田市の財政指標 早期健全化基準(戸田市)
(1)実質赤字比率 普通会計に相当する一般会計および特別会計の赤字の程度を示し、資金繰りの深刻度を示す比率 ―(黒字) 11.83パーセント
(2)連結実質赤字比率 水道事業など、市の全ての会計の資金繰りの深刻度を示す比率 ―(黒字) 16.83パーセント
(3)実質公債費比率 一般会計などが負担する借入金返済額を指標化したもの。この比率が高いと各年度の財政運営が厳しくなる 8.1パーセント 25.0パーセント
(4)将来負担比率 市の借入金など、財政負担の残高を指標化したもの。この比率が高いほど、将来的な財政負担が高くなる 26.2パーセント 350.0パーセント

2021年度に行われた主な事業

見守り防犯カメラ整備事業 86,929,000円

子どもの安全対策の一環として、2020年度に全小学校区の通学路を中心とした不審者や事件・事故多発地点に「見守り防犯カメラ」を設置しました。2021年度から防犯カメラの稼働を開始し、子どもたちの安全・安心を見守っています。

戸田東小学校・中学校改築工事関連事業 919,874,000円

(注釈)小・中学校合計

2018年度から実施していた戸田東小学校・中学校改装等工事が完了し、2021年4月から新校舎の供用を開始しました。それに伴い、旧校舎の解体、グラウンドの整備、中学校の体育館の改修、武道場の改修、旧学童の解体、給食調理場の改修などを実施しました。

小学校屋内運動場空調設備設置工事 351,096,000円

猛暑による児童の体調管理や学校運営への影響を考慮し、市内小学校8校の体育館へ調設備を導入しました(戸田東小学校は令和2年度に整備済み。戸田第一小学校は改築工事に併せて実施予定)。

基幹相談支援センター事業 13,500,000円

「戸田市障がい者総合計画」の重点施策を推進するため、障害者に対する総合的な相談窓口機能や障害者虐待防止センターの機能を持つ戸田市障害者基幹相談支援センターを設置し、市内の相談支援体制の充実を図りました。