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広報戸田市 2022年6月号

 梅雨の季節がやってきます。湿度が高くなるこの時期に多くなる食中毒に注意しましょう。

 食中毒は細菌性、化学性、自然毒性、その他に分けられ、その中で細菌性食中毒は次の3種類に分けられます。

  1. 感染侵入型...体内に入ってから増えた細菌が腸粘膜に侵入して発症する。
  2. 感染毒素型...体内に入ってから増えた細菌が毒素をつくり、その毒素により腸粘膜が侵され発症する。
  3. 毒素型...食品中で細菌が増えて毒素をつくり、食品と一緒に毒素を食べて発症する。

 食中毒予防の3つの原則を知っていますか?

  1. つけない→手や調理器具を清潔にし、菌をつけないようにしましょう。
  2. 増やさない→食品は室温に置かず、低温で保存しましょう。また、冷蔵庫の詰め込みすぎに注意しましょう。
  3. やっつける→食べ物をよく加熱処理してから食べるようにしましょう。

 テイクアウトやデリバリーの利用も多くなってきています。調理から食事までの時間が長くなる場合は冷蔵し、再加熱をお勧めします。食材の賞味期限などに注意し、一人ひとりが食中毒を予防することが大切です。