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広報戸田市 2022年3月号

 コロナ禍で検診を控えたため、がんが進行してしまったという記事を目にした方も多いのではないかと思います。医療センターでも、コロナ流行前の2019年度には約700名の方が肺がん検診を受けられました。手探りのコロナ1年目(2020年度)の受診者は約1割減少し、がん検診あり方検討会のデータとほぼ同じ減り方でした。受診者制限や消毒の徹底をして迎えたコロナ2年目(2021年度)の6月から12月までの受診者は、途中経過ですが約半数になりました。検診が受けられなかった皆さんには申し訳なく思います。2022年度には中断していた低線量肺がんCT検診を再開する予定です。タバコを吸わない女性に多いとされている肺がんの一種(肺腺癌)を早期に発見する方法です。コロナも肺がんも正しく恐れて対策に努めましょう。