【第22回】消防団に入団！
息子の友達に誘われ家族で出かけた出で初ぞめ式。消防車両や訓練する隊員に釘付けの息子に、「あれ僕のパパなんだ」と自慢げに話す友達。ん？ 彼のパパは消防士だっけ…？ と思いきや、どうやら「消防団員」らしい。「すげー！ かっこいい！」と他人の父をベタ褒めする息子にジェラシーを感じる父だったが、イベント後に「興味があるならぜひ！」と団員から熱い勧誘を受ける。同世代の勇姿を見て、自分も地域のためにできることをしてみたい（そして息子にかっこいいと言われたい）と思い、意を決して入団することに！ 厳しくて大変そうなイメージもあったが、入ってみると活動は楽しく、何より他県から来た我々のような転入者でも、入団したことで普段はあまり関わることのなかった地域の幅広い世代の人とつながれるのが嬉しい。さらに戸田にはキッズの消防クラブもあるようで、パパの背中を追って息子もクラブに入ることに…!?
今月の注目スポットはここ！
戸田市消防団
戸田市消防団には現在、基本団員88人、機能別分団員16人が所属しています。月1 回程度の訓練や行事などの活動のほか、2019年の台風第19号の際にも、消防署と連携しながら避難広報活動や救助活動などを行い、地域の安全に貢献しました。また、市には小学1 年生～高校3年生までが所属できる「戸田市少年少女消防クラブ」もあり、現在は20人のとだっ子が活動しています。
消防団員の声 28歳女性（基本団員）
テレビで消防団の活動を見たことがきっかけで興味を持ち、昨年4月に入団しました。活動はとても楽しく、団員は年齢や職業もさまざまですが、皆さん優しい方ばかりで丁寧に教えてもらっています。救命講習や防災のスキルなども学べるので、その知識を消防団活動で生かすだけでなく、職場などにも広めていきたいです。