日々の生活の中で、無意識に浅くて速い呼吸になっていることはありませんか? この呼吸では自律神経のバランスを崩し、免疫力の低下などを起こす恐れがあります。 自律神経には、体を興奮状態にする「交感神経」と、体を休養・回復状態にする「副交感神経」の2種類があります。これらは「アクセル」と「ブレーキ」の関係にあり、体の働きをコントロールしています。緊張しているとき、ストレスや不安を感じるときは「交感神経」が優位に働き、からだが過緊張状態となり、呼吸が速くなります。そんなときは、大きく深呼吸すると「副交感神経」の作用で気持ちが落ち着き、リラックスできます。 また深呼吸には、姿勢がよくなる、代謝が上がる、声量が増えるなどのメリットもあります。 ぜひ呼吸に意識を向けて深呼吸をしてみましょう。