新型コロナウイルス感染症の影響で自粛生活が続き、運動不足を感じている方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが散歩です。散歩は、三密（密閉・密集・密接）になりにくく、続けやすい運動の一つです。年齢を問わず気軽にでき、プラスの効果がたくさんあります。
自然の中を歩くことで、脳がリラックスできます。太陽の光を浴びると体内でセロトニンという脳内神経物質の分泌が促されます。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、ストレスに対して効能があり、精神的な落ち着きが得られ、前向きな気分になります。 また、散歩は睡眠にも効果があります。朝日を浴びることで「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンの分泌がとまり、夜になると再び分泌することで自然な眠りが訪れます。
さらに、散歩を続けることで筋肉量が増え、脂肪燃焼効果も期待できます。
気ままに歩くことが散歩の醍醐味ですが、心の元気、体内時計が整う、減量といった効果が出れば一石二鳥ですよね。
自分のペースで無理をせず、速度や時間は体調をみながら調整してください。また、ほかの人との間隔は2メートル以上あけ、マスクの着脱を適切に行うなどの感染予防にも注意しながら散歩を楽しんでください。