私たちの身の回りには、学校や地域、インターネット上での仲間外れ、女性、障害者、高齢者、外国人などに対する偏見や差別など、さまざまな人権侵害が存在しています。差別や偏見のない、誰もが幸せに暮らせる人権尊重社会を実現するために、正しい知識を身に付けましょう。
STOP ! コロナ差別
新型コロナウイルス感染症に関するさまざまな差別的な取り扱いが報告されています。
- 感染したことを理由に解雇される
- 回復しているのに出社を拒否される
- 職場で感染者が出たことを理由に、子どもの保育園などの利用を拒否される
- 感染者が発生した学校の学生やその家族という理由で来店を拒否される
- 感染者個人の名前や行動を特定し、SNSなどで公表・非難する
こうした偏見や差別は決して許されません。感染者やその家族、医療従事者などの人権が尊重され、差別的な扱いを受けることのないよう、2021年2月に「新型インフルエンザ等対策特別措置法等を一部改正する法律」が施行され、偏見や差別を防止するための規定が設けられました。
人権に関する3つの法律をご存知ですか?
- 障害者差別解消法
- ヘイトスピーチ解消法
- 部落差別解消推進法
2016年に、差別を解消することを目的にした3つの法律が施行されました。私たち一人ひとりが人権を身近な問題として考え、正しく理解して行動することが大切です。
正しい知識を身に付け、誤った理解や偏見を解消し、互いに尊重し合える社会を目指しましょう。