バリアフリーという言葉は、現代社会において広く浸透していますが、車いす用スロープなどの設備だけをさす言葉ではありません。誰もが安心して暮らすために、どのようなことが必要か考えてみましょう。
心のバリア
周りの方の無理解や配慮に欠ける行動により、障害のある方の生活に不自由が生じること。
例えば 車いすやオストメイト(人工ぼうこうや人工肛門を造設している方のこと)の方が多目的トイレをすぐに使用できない...。
多目的トイレを必要としている方がいることを理解し、必要のない場合は利用しないようにしましょう。
情報のバリア
目や耳、話すことが不自由な方にとって、情報を得ることやコミュニケーションができないこと。
例えば 聴覚障害のある方が駅のホームのアナウンスに気付けない...。
周りにいる方が、電光掲示板を示すなどして知らせましょう。
周囲にもさまざまな方がいることに気付き、相手の立場に立って配慮をすることがバリアフリーの第1歩です。バリアをなくすために、自分自身の意識を改め、できることから行動していきましょう。