新型コロナウイルスが心配で眠れない日々もようやく一段落と思ったら、今度は暑くて眠れない、そんな季節になりました。現在日本では、約5人に1人が不眠だそうです。そもそも睡眠は、体や脳を休ませて体を成長させたり、記憶を整理したりするといった役割を果たしています。そのため、不眠は歩行障害・転倒や認知機能の低下といった症状を引き起こす可能性があるといわれています。同様に、生活習慣病の高血圧、糖尿病、脂質異常症との関連も指摘されており、1日6~7時間の睡眠をとっている人達はこれらの病気も少ないとの報告もあります。
「それを考えるともっと眠れなくなっちゃう!」という方、市民医療センターでは睡眠時無呼吸症候群の検査を行っています。生活習慣病に睡眠時無呼吸症候群が隠れていることがあります。健康診断で生活習慣病を指摘された方はご相談ください。
健康の基本は良い睡眠から。しっかり休んで、体調を整えていきましょう。