広報戸田市2025年7月号
28/32

市長が全力で市内を取材し、紹介するコーナーです。取材先で皆さんの声を聴き、キラリと輝く戸田の宝を発掘します。Special photo動画版も公開中!お客様の満足が一番のやりがいマンションや戸建てなど、住宅のリフォームを手掛けるナックプランニングを取材しました。もともとゼネコンで働いていたという代表取締役社長の藤ふじもと本 祥しょうさんが、自らリフォーム会社を創業したのは、1992年のことです。当時は、悪徳リフォーム業者による強引な訪問販売が問題になっており、「悪徳業者にだまされないための『ハウスドクター』になって、安心を届けたい」と一念発起しました。戸田市を拠点に定めたのは「東京に近く、今後発展する地域だと見込んだから」と藤本さん。今や、地域に根差した企業として、戸田市の発展の一端を担っています。得意とするのは、施工の約8割を占めるという「住みながらのリフォーム」です。トイレをリフォームするときは夜間だけは使えるようにするなど、お客さんにできるだけストレスを与えない施工を心掛けています。依頼主への気遣いや、「お客様の満足が一番のやりがい」と語る若手社員の姿から、ナックプランニングの「お客様ファースト」の思いが感じ取れました。イベント開催から清掃活動まで、地域と共に歩むナックプランニングの特徴の一つが、地域貢献活動に積極的なこと。市と公民連携で開催している「ベビーカーコンサート in 戸田」を始めたきっかけは、お客さんのとある一言でした。「『子どもが大きくなるまでコンサートに行けない』と相談を受け、やってみようと思った」と語る藤本さん。本業以外でも、お客さんと真摯に向き合う姿勢を大切にしています。防災にも熱心で、イベントなどを通じて防災の啓発を担う「戸田防ぼう祭さい連合」の事務局を同社に置き、市役所などでの「ペット同行避難訓練」を行ってきました。ほかにも年2回、荒川を清掃するなど、数々の活動を実施しています。まさに“地域密着”で貢献活動に勤しむナックプランニング。今後もさまざまな活動を通じて戸田市と共に歩み続けてくれるでしょう。株式会社ナックプランニング第48回株式会社ナックプランニング 戸田市本町4-3-1住宅の点検やメンテナンス、リフォームを地域密着で行う。飛び込み営業や無理な提案をしないことがモットー。内装や水回り、屋根、外装、外構など、あらゆる箇所の相談に応じ、年間3,000件を超える施工実績を誇る。カーペイントを体験しました。この社用車は、市内で開かれた「公園アートプロジェクト」に提供したもので、多くの子どもたちがペイントを楽しんだそうです。彩湖の周りに咲く、市の花「サクラソウ」を描いてみました。藤本さんのお父様は、出雲大社のお膝元・島根県出雲市大社町で神棚をつくっています。「大社造り」といって、正面から見ると屋根が八の字になっています。藤本さんは「ご縁や感謝を大切にする出雲大社の教えを胸に仕事をしています」と語っていました。取材先募集中! 市長が市内の企業や事業所など、皆さんのところへ取材に行きます。申し込みは市長公室(内線423)まで。取材を終えて市長は公式キャラクターの「とめきち」は知っていても、リフォーム会社だと知らない人が多いかもしれません。一都三県に支店を持ち、デジタルツールを駆使して、各地の施工現場を本社で集中的に管理しています。DX(デジタルトランスフォーメーション)の進み具合に驚かされるとともに、本業のリフォームだけでなく、さまざまな活動を通じて地元を盛り上げるその姿勢を頼もしく感じました。動画はこちら依頼主のこだわりを形にするリフォーム現場を見学しました「ベビーカーコンサート in 戸田」のようす28

元のページ  ../index.html#28

このブックを見る