Spoeこ川子cial phot 泰そのかわやすママの中には、子どもがこんなに自由に遊べる飲食店はほかにないからと車で通う方もいます。店内には交流会や講座のお知らせがあふれています。25第42回取材を終えて市長は子ども連れでも食事を気兼ねなく楽しめる居場所として、NPO法人ふうせんが運営するカフェ。「癒やし」「学び」「交流」「チャレンジ」の4本柱を掲げており、「アラフォーママ、アラサーママのおしゃべり会」、子ども向けの「英語クラブ」、「子育てパパ学級」などさまざまな交流会や講座なども開催する。戸田市は19歳以下の市民が約18%を占め、県内市町村別の平均年齢は42.3歳と29年連続で最も若いまちとなっています。行政として子育て支援に重点的に取り組んでいますが、地域での子育て世代のつながりを積極的につくってくれるこのような場所は大変貴重です。子育てに優しいまちとして、親御さんのための居場所が市内にますます増えていくとよいですね。来店中のママ友グループにお話を聞きました。このカフェで知り合って仲良くなったグループで、この日もそれぞれ子ども連れでランチ会の最中です。いろいろな場所へ一緒にお出かけするだけでなく、日々の子育て情報の交換などにも欠かせない集まりのようです。店内で提供する食材は有機食材 にこだわっており、子どもが食べても安心です。人気メニューのバターチキンカレーは、スパイスの香りが広がる一方で、辛さは全くないため、親子でシェアして食べることもできます。この店でカレーを初めて食べる子どももいるそうです。ママ応援カフェ・ソニード 戸田市上戸田1-21-7動画はこちら市役所のすぐ近くに、子育て中のママたちが集まる人気のカフェがあります。今回訪問した「ママ応援カフェ・ソニード」は、食事を提供するだけでなく、地域のママ同士が気楽に交流できる「居場所」となっています。店内は土足禁止なので、入口で靴からスリッパに履き替えるため、子どもがハイハイしたり寝転んだりしても安心です。子どもが泣いても、隣のテーブルにお邪魔してもお互い様で、ママたちがリラックスして過ごせます。壁面にリボンの飾りを施したり、おもちゃスペースを用意したりするなど、子どもがワクワクする空間にもなっています。この店舗を運営するNPO法人ふうせん 代表理事の園さんは「地元に知り合いがいなくても、ここに来たらママ友とつながれる、一緒にランチを楽しんだり子育て中の悩みを共有したりできる居場所になるよう心掛けています」と語ります。園川さんはお客さんが自然にこの空間になじめるよう、利用者同士のコミュニケーションを促すことを心掛けており、初めて来店した方にもくつろいでもらえるような気配りも欠かしません。園川さんはNPO法人での活動で、公民館での託児や子育て講座を実施するなど、子育て支援の現場に携わってきましたが、その中で「子連れだと周囲に気を遣うことが多く、外で食事を楽しみづらい」「近所のママと直接顔を合わせて知り合う機会が少ない」といった声を聞いてきて、何かできることはないかと模索していました。そんな時、飲食店の跡地の物件を紹介する話を受け、「ソニード」の開業を決意したそうです。子ども連れで気兼ねなく食事ができる貴重な場所として徐々に人気が出て、現在では多くのお客さんでにぎわっています。さらに園川さんは、「学び」「交流」「チャレンジ」もできる居場所を当初から目指しており、同年代のママ友同士の交流会だけでなく、ヨガ教室・英語クラブ・異業種カフェ交流会など多様な講座・交流会の開催のため、このカフェを場所として提供しています。子育て世代が気軽に交流できるこのカフェは、戸田で子育てするママたちを支え、そっと後押しするような役割を担っています。取材先募集中! 市長が市内の企業や事業所など、皆さんのところへ取材に行きます。申し込みは市長公室(内線423)まで。市長が全力で市内を取材し、紹介するコーナーです。取材先で皆さんの声を聴き、キラリと輝く戸田の宝を発掘します。子どもを連れてゆっくり飲食できるカフェママ友たちの多様な交流と学びの場所動画版も公開中!ママ応援カフェ・ソニード
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