戸田市長ふみわら年です。巳は「復活と再生」を意味し、植物に種子ひといしかわきよあきすが戸田市議会議長明けましておめでとうございます。 市民の皆様におかれましては、晴れやかな新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。昨年は、パリ五輪で多くの本市ゆかりの選手が活躍され、その姿は私たちに大きな感動を、そして、本市の次代を担う子どもたちには、夢と希望を届けてくれました。一方で、年始の能登半島地震の発生をはじめ、各地で記録的な大雨を観測するなど、改めて災害対策の重要性を痛感した年でもありました。本市議会では、昨年2月、議会版の業務継続計画となる「戸田市議会DCP(Democracy Continuity Plan)」を策定しました。これは、災害時でも市民の代表として議会が役割を果たすため、戸田市議会が戸田市災害対策本部と連携を図り、災害対策活動を支援するとともに、被害の拡大防止と災害の復旧・復興に寄与するための必要な事項を定めたものです。また、委員会活動では、災害時のみならず、疾病や育児、看護、介護などの理由であっても、オンラインで委員会に参加できるよう、規定の見直しを実施いたしました。これにより、一部の委員がオンラインで参加するハイブリッド型の委員会の開催が可能となったことで、より活発な委員会活動が展開されております。さらには、経年により不具合が生じていた議場のマイクシステムなどの設備更新に併せて、資料投影が可能な大型モニターの設置や本会議のインターネットライブ中継への字幕表示を実施するなど、安定的かつ市民にとってより分かりやすい議会運営が可能となるよう環境を整えたところです。このような取り組みは、いかなる時も議会活動を止めないという私たちの固い決意の表れであり、今後も不断の議会改革を進めてまいります。さて、本年は市議会議員の改選の年でもあり、新年早々1月末に市議会議員一般選挙が実施されます。今回の選挙から、議員定数は1人減の25人となりますが、二元代表制の一翼を担う議会として、市民の皆様の声を一つでも多く市政に反映できるよう、議員一同、精一杯努力してまいる所存です。結びに、皆様にとって、輝かしく希望に満ちた一年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。明けましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、希望に輝く新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。昨年は、元日の能登半島地震に始まり、夏にはゲリラ豪雨や台風が頻繁に発生し猛威を振るうなど、全国的にさまざまな自然災害に見舞われた一年となりました。このような中、パリで開催されたオリンピック・パラリンピックでは、戸田市ゆかりの選手たちも大健闘し、多くの市民に勇気と希望を与えてくれました。また、女子ソフトボールチーム「戸田中央メディックス埼玉」が「皇后盃 第76回全日本総合女子選手権」で初優勝を果たし、ラグビーチーム「ヤクルトレビンズ戸田」が「ジャパンラグビー リーグワン」に新規参入するなど、市内を拠点に活動する両チームの素晴らしい活躍が目立っています。「戸田」の看板を背負って挑む選手たちを、本年も精一杯応援していきたいと考えております。さて、昨年は「子ども応援」「100年健康」「防災」の三大プロジェクトをはじめとするさまざまな公約関連事業に取り組んでまいりました。一例を挙げると、頻発化する気象災害に備えた雨水貯留管設置工事などの治水事業、全小中学校への安全フェンスの整備とオートロック化による防犯対策の強化、健康増進に向けた高齢者補聴器購入助成制度や帯状疱疹ワクチン接種費用助成制度の創設など、市民の実感につながる事業を重点的に推進しております。こうした一連の取り組みが「第19回マニフェスト大賞」ローカル・マニフェスト部門で「優秀賞」を受賞いたしました。本年も、この受賞を推進力として「安心・希望・持続可能」をキーワードに、目指す将来都市像「このまちで良かった『みんな輝く未来共創のまち』とだ」の実現に向けて、着実に市政を前に進めてまいります。今年は巳ができはじめる時期、次の生命が誕生する時期など、新しいことが始まる年になると言われています。また「巳」を「実」にかけて「実を結ぶ」年とも言われます。皆様にとりまして、今年が実り多き年となりますよう、心から祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。2025菅原文仁石川清明み2新年のごあいさつ迎 春
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