広報戸田市2024年1月号
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●創造する力●粘り強く物事に取り組む力●情報活用の力●さまざまな人と協働する力●自ら動き出す力●課題を見つける力詳しくはこちら→5地域の方と一緒にごみゼロ運動を実施![着目点]身の回りの課題解決を考え、書き初め時の筆洗いに着目。使用後の筆を洗うと、洗面台が汚れる、水道代がかかる、手も冷たく、何より手間がかかる。[解決方法]洗濯のりと重曹を混ぜてつくった筆洗いアイテム「つけおき君」を作成。「つけおき君」によって筆が痛むのではないかという懸念もあり、洗濯のりや習字用品を扱う会社へ効果について問い合わせ、効果的であるというお墨付きを得た。[周知・反響]校内で講習会を開いて使用を促した。事後アンケートでは満足度100%を達成。毎年、各学校の代表がPBLの取り組みを発表するプレゼンテーション大会を開催しています。金賞校のプレゼンテーションを市公式YouTubeで配信しています。地域の専門家へ環境問題について相談「環境問題の解決」をテーマに取り組んだ学習では、子どもたちがグループごとに解決したい課題を設定し、それぞれが地域とつながりながら、「誰かの」「何かの」課題を解決する実践的な学びを進めました。フードロス削減レシピを考案し、地域のお店で商品化。戸田朝市にも出店!飲み口をこのような形にしてはどうでしょうか?[着目点]戸田市には子育て世代が多いことに着目。コロナ禍により行動制限がある中でも、子どもたちがつながれる機会を創出したい。[解決方法]「児童センターこどもの国」と連携し、未就学児が楽しめるイベントを企画し、ポスターやこどもの国公式LINE、ホームページで情報発信。イベント当日は、ボウリング大会を実施し、チケットは完売。イベント後にオリジナルマスクを配布。[周知・反響]その後も宝探しイベントを企画・実施するなど、取り組みを継続した。新聞紙でつくったエコバッグをお店に設置して使っていただく企業の方にアイデアを提案なるほど。それはナイスアイデアですね令和4年度小学生の部金賞戸田東小学校「~つけおき君式~習字の筆を楽に洗おう」令和4年度中学生の部金賞喜沢中学校「子どもたちの交流機会を増やそう」地域・社会とつながる探究的な学び「PBL」を紹介します!子どもたちが身近な課題や社会の課題を自分事として捉え、さまざまな人と協働しながら解決する力の育成を目指し、全ての小・中学校でPBL(Project-Based Learning=課題解決型学習)に取り組んでいます。決まった正解がない課題の解決のため、子どもたち自身が地域や社会のさまざまな人と関わりながら、試行錯誤を経て学びを深めています。地域・社会とつながる「本物」の学びを通して、とだっ子は課題解決力を身に付けています!PBLで育む課題解決力の例地域とつながる小学校の事例社会とつながる中学校の事例海洋汚染の原因となるプラスチックごみの削減を目指し、毎日の給食で使っている牛乳のストローについて、使用しなくても飲みやすい紙パックの形状を考えました。その後、紙パックの製造企業を訪ねてアイデアを提案・意見交換をして、アイデアをよりよいものにしました。戸田市児童生徒プレゼンテーション大会課題解決型学習(PBL)

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