広報戸田市2024年1月号
27/28

第40回〜100年健康・シニア活躍〜王おう 可か馨おり梅うめ澤ざわ正まさ由よしさん(笹目 79歳)■■■■■■■ワンポイント作品名「スマイルユートピア」幸せで楽しい雰囲気を表すために、人はみんな笑っています。優しい人であふれている場面を絵に表すために、絵の具には水をたくさん使って優しい雰囲気の色にしました。実際にこんな世界になってほしいと願いを込めて描きました。広告就職のため福島から上京した梅澤さんは、40年前に戸田市に住み始めました。これまで内装工事やタクシー運転手など、さまざまな職種を経験してきた梅澤さんは、仕事だけでなく地域活動などにも積極的に参加してきました。小学校ではPTAの副会長、中学・高校ではPTA会長まで務めたほか、町会長や老人会でも役職に就いてきました。そのパワーはどこから生まれるのですかと尋ねると、「やってやれないことはないというのが信条。ならやってみようと、これまでたくさんのことをやってきた」と力強く答えてくれました。息子さんにPTA会長の打診があり、悩んでいた時には「自分でもできたのだから、やれないことはない。やってみたらいい」と背中を押し、親子2代で会長職を勤め上げました。今も現役で働いている梅澤さんは、常に「やってみよう」というポジティブな考え方があるからこそ、日々の疲れを感じさせない、はつらつとした笑顔を見せてくれるのだと感じました。今月は、「ある」「ない」についての手話を紹介します。ある1227さん(新曽小学校 6年)出した手の平を下に少しだけ降ろす。指先を上にした両手の平を開いて前に出し、自分の身体に向けて数回振る。問い合わせ 障害福祉課(内線297)ない/〜ない(動詞の否定)手話は「形・位置・動き」で単語が成り立ち、1つでも違うと別の意味になる場合があります。今月の「ない」は身体に向けて手を動かしますが、外に向けると令和5年11月号で紹介した「不要(〜しなくていい)」と読み取られる場合があります。手話を学習する際は、この3つのポイントを意識しましょう。たくさんの経験が自分をつくる

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る