井いの上うえ敬けい治じさん(上戸田 83歳)田た村むら葉は奈な乃のさん(■原小学校 4年)■■■■■■■第36回〜100年健康・シニア活躍〜27人差し指を立てた両手を頭の両脇で前後へ交互に出す。※「戸田市手話チャンネル」で紹介した「散歩」の手話にも使用されています。左手の手のひらを自分に向け、人さし指を立てた右手の甲を当てる。作品名「まほうの木」この木は、まほうを使える太陽がやさしく見守っているので大きくなりました。葉もまほうでおどっているようにしました。木の真ん中には大きくて、きれいな実のようなものがあります。土の色もきれいにぬって、やさしい感じにしました。広告長野で育った井上さんは、高校の恩師からの勧めで上京し、当時の勤め先の社長に「お客さんとよい関係をつくることが商売につながる」と教わり、これは商売だけでなく、人生においても通じるものだと話してくれました。その後自身でも雑貨屋をオープンさせた井上さん。時代の流れもあり店は閉店してしまいましたが、お客様を第一に考えた店は地域の人に愛されていたそうです。その後戸田に移り住み、仕事引退後は元蕨町会で地域活動を積極的に行い、丁寧に人と接する井上さんは周囲に頼りにされ、現在に至るまで防犯部長を11年間務めていて、町内の消火器の管理やパトロールなど、地域の防災・防犯活動を支えています。「人との出会いを大切にし、丁寧に接することで、幸せが巡ってくる。おかげで最愛の妻や勤め先の社長など、自分の人生を豊かにしてくれる出会いに恵まれた」と話す井上さんは、商売で培った経験を胸に、今日も人との関わりを大切にしながら日々を過ごしています。今月は、「遊ぶ」「参加する」についての手話を紹介します。遊ぶ12問い合わせ 障害福祉課(内線297)参加する出会いが人生を豊かに
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